昨日、ウサイン・ボルト選手の話をしましたが、彼の前の世界記録保持者もパウエル選手といって、
同じジャマイカ人です。
ここ最近の陸上短距離界では、ジャマイカ旋風が吹き荒れています!
そのうち、トップ選手はジャマイカ人選手ばかりになっていくでしょう。
以前からジャマイカ人は、速かったと思いますが、目立たなかった理由は、アメリカ国籍を得たり、
ジャマイカ国内のトレーニング環境が悪かったことにあるでしょう。
多くの優秀な選手は環境の整ったアメリカへ活躍の場を移し、帰化していったのでしょう。
では、なぜジャマイカ人選手が速いのかというと『腸腰筋』の発達の違いがあります。
上の画像が腸腰筋です。
ももを上げるのに働く筋肉で、筋力が強いほど、走るときにしっかりももが上がり、地面を蹴る力も強く
なり、地面からの反発力が強くなり、よりスピードが速くなります。
以前、前世界記録保持者のパウエル選手と日本の短距離界第一人者の朝原さんの
腸腰筋のMRI画像を見たことがありますが、なんと太さが2倍くらいパウエル選手のほうが
太いんですね!
これでは、日本人は勝てないわけですね・・・
では、日本人が世界一になるには、どうしたらいいかは、また後日考えることにして、
今日の陸上談義を終わりたいと思います!
では、また明日!!!